ついに最終ラインナップが出揃ったダウンロード・フェスティバル・ジャパン2019
ヘッドライナーを予定していたオジー・オズボーンのキャンセルというアクシデントはありましたが、ジューダス・プリーストが代わりにやってくることに!
ジューダス・プリーストが自らオジーの代わりを申し出たという熱い展開がツイッターなんかでウワサになっていましたね
一方で、アフリカ公演がプロモーターの都合によりキャンセルになったため、日本側から申し出たという話もあります。真相はいかに…
個人的にはスレイヤーのヘッドライナーをちょっぴり期待していたのですが(^_^;)
そんなトラブルはありましたが、ようやく最終ラインナップが出揃ったので、おすすめのアーティストを紹介していきたいと思います
SLAYER(スレイヤー)
私が一番楽しみというか、気合を入れているのが、スラッシュメタルの帝王・スレイヤーです
スレイヤーの思い出を語りはじめたら一万字は必要になってしまうので詳細は割愛しますが、現在ラストツアーを行なっており、日本でライブを見られるのは恐らくこれが最後になります
ジャンルはキレッキレでヘヴィな極上のスラッシュメタル
スラッシュメタル=スレイヤーの方程式は自明の真理です
スレイヤーのかっこよさはブレない姿勢にあるのではないでしょうか。およそ40年のキャリアで、これだけブレずにスラッシュメタルをやり続けた功績は偉大です
今回のダウンロードジャパンにはスレイヤーのためだけに行くと言っても過言では無いので、当日は全力を出し切ってスレイヤーを見送りたいと思います\m/
GHOST(ゴースト)
最終ラインナップでジューダスと同じくらい驚いたのがゴーストの発表です
ゴーストはスウェーデン出身のメタルバンドで、グラミー賞の受賞歴があるなど、メジャーな音楽シーンの中でも高い評価を得ています
インパクトのある風貌に加え、ステージでは悪魔崇拝的なパフォーマンスを行っています。これだけ聞いたらヤバイ人たちですが、全て設定のようです。ご安心ください
ジャンルは王道のメタルといった感じで、見た目とは裏腹に聴きやすい楽曲が多いです
特徴としては多彩性が挙げられ、ドゥームメタル、クラシックメタル、果てはハードロック、プログレッシブロック、ポップの要素まで散りばめらています。それゆえか、最近はメタルの枠も脱してロックバンドとしても認知されるようになってきました
実は以前に来日もしていて、サマソニ2014に出演しています。その時の紹介文がなかなか秀逸で、中二病全開な感じがたまりません。ぜひ一度こちらに目を通してみてください
メタル・ラウドロックシーンの中で旬のバンドのひとつなので、当日のパフォーマンスを楽しみにしています
ANTHRAX(アンスラックス)
スレイヤーと共にスラッシュメタルBIG4の一角をなすアンスラックスにも注目です
アンスラックスのライブは何度か見たことがありますが、非常に観客を盛り上げるのが上手い印象です
ファンも健全で、モッシュピットには健康的な雰囲気が流れています笑
ジャンルはスラッシュメタルですが、スピード感を活かしつつ、ノリがいい陽気な雰囲気の楽曲が多いです。パンクっぽい要素もあります
毎回安定したはずれの無いライブをやってくれているので、今回も楽しみにしています
ARCH ENEMY(アーチ・エネミー)
日本で高い人気を誇るアーチ・エネミーが、中盤くらいの位置での表記となっており、改めて今回のフェスの豪華さを感じさせます
ジャンルはメロディック・デスメタルで、メロディアスな楽曲にアグレッシブなボーカルを乗せるスタイル。デス声が苦手という人にも、アーチ・エネミーはとっつきやすいのではないでしょうか
そんなアグレッシブなボーカルが特徴的なアーチ・エネミーですが、実は女性がボーカルを務めており、しかも美人です
現在のボーカルは3人目です。以前はデス声のみで楽曲が作られていましたが、ボーカルの交代にともない、最新作ではクリーンパートを活かした楽曲も作られております
以前に見たライブは何をやっているのか分からないほど音が悪すぎたので、今回はじっくり見られることを期待してます。ボーカル交代後のライブを見るのも初なので楽しみです
まとめ
日本ではメタル系のフェスとして長らくラウドパークが開催されてきましたが、残念ながら昨年は開催が見送られました
背景には集客の厳しさがあると見られます。メタルというジャンルも、世間的には一時期よりも衰えた感があります
そういった意味でも、今回のダウンロードフェスでの集客はひとつの指標になると考えられ、今後のメタル系のフェスの開催に大きく影響するでしょう
因みに私はもちろん参加します。ジューダス・プリーストをはじめ、スレイヤー 、ゴースト、アンスラックス、アーチ・エネミーが一度に見られる機会なんてめったに無いですからね
メタラーの忠誠心は音楽ジャンルの中でもとくに高いと感じています。ファンを満足させられるアーティストを着実に呼べるかが、今後の課題でしょう
私が音楽好きになったルーツのひとつは間違いなくヘヴィメタルです。こういったフェスに参加することで、微力ながらシーンの盛り上がりに貢献できればと思います