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冬のソロキャンプにおすすめな5つのテントを比較検討

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ソロキャンプで使う冬用テントが欲しい!

今回は冬&ソロという条件にしぼっておすすめのテントを比較検討してみました。

重視したい3つの条件や、テント別におすすめなポイントを解説しているので、ぜひご参考ください。

冬用ソロテントに求める3つの条件

言うまでも無いかもしれませんが、冬キャンプでは寒さ対策を徹底しなければなりません。

さらに、より快適に過ごすことにこだわると、以下の3つの条件が大事になってきます。

  • 必要十分な広さ
  • 燃えにくい&熱を逃さない&結露に強い素材
  • 設営・撤収ができるだけ簡単

順に解説していきます。

必要十分な広さ

冬キャンプはとにかく寒い。

日没が早く、夜になるといっきに寒くなるので、外で活動する時間は少なくなります。

必然的に幕内で過ごす時間が増えるでしょう。

そうするとテントの広さはめちゃくちゃ重要で、妥協できないポイントです。

ただ、広すぎると今度はテントの重量が増すし、設営もめんどくさくなります(^^;)

何事もバランスは大事ですが、テントもちょうどいい」広さが求められるわけです。

燃えにくい&熱を逃さない&結露に強い素材

基本的にテント内での火の取り扱いは推奨されていません。

火事や一酸化炭素中毒などの危険があり、最悪の場合は死に至ります。

あくまで自己責任ということで、参考にしてください。

結論として、TCなどのコットン系の素材がおすすめです。

幕内では薪ストーブなどを使うことを考えているので、安全面を考慮すると燃えにくい素材であることは必須。

暖房効率を上げるために熱を逃しにくい点にもこだわりたい。

あとは結露対策です。

結露は経験してみないと実感しにくいですが、本当に厄介…

とくに撤収の時が大変で、湿ったままではカビの原因になるので、テントをしまう時にはよく乾かさなければなりません。

テントの結露がひどい場合、拭き取りの作業が必要になってきます。

帰ってから乾かすという方法もありますが、庭付きの家でもなければ、なかなか難しいでしょう。

キャンプ場で乾かして次もそのまま使うというのがベストな方法で、そのためにも結露が起こりにくいことは重要。

そうすると、ポリエステルではなくコットン系のTC素材のテントが候補になります。

設営・撤収ができるだけ簡単

キャンプの醍醐味に「不便を楽しむ」という点もありますが、できることなら楽がしたい!

ただでさえ冬キャンプは寒さ対策で荷物が多くなるし、必要な準備が増えてきます。

そこに設営・撤収が小一時間かかるテントにするのはできるだけ避けたいところ。

そうすると複雑な骨組みを必要としないワンポール系のテントが候補となります。

冬用ソロキャンプにおすすめな5つのテント

レンコンテント

3つの条件でまっさきに思い浮かんだのがDODのレンコンテント。

ユニークなネーミングが特徴のDODですが、製品のコンセプトも良い意味でぶっ飛んだものが多いです。

レンコンテントの最大の特徴はテントのなかで焚き火ができること。

上から見たらレンコンのように見える換気窓で焚き火の煙を逃します。

なんと言ってもこの換気窓、薪ストーブの煙突を出すにもちょうど良いのです。

さらにTC素材のワンポールテントということで、条件をクリアできています。

もうこのテントでいいじゃん!とも思いますが、あえて心配な点をあげるならコンセプトが独創的すぎること。

多くの人におすすめできる代物ではないため、ためらってしまう自分もいるのです…

ただ、逆にこれを使いこなせればいろいろなキャンプにチャレンジできそうなので、心配な気持ちを上回るワクワク感もあります!

悩ましいです(^^;)

興味のある方のためにDOD公式ページも貼っておきます。

メガホーン3

メガホーン3はルクセという香港のメーカーのテントです。

「なんだ中華ブランドか」と見切りをつけるのはお待ち下さい。

最近の中国の技術力は想像以上で、私も中華ブランドのテントを使ったりしていますが、全く不便はありません。

素材に関してはポリエステルですが、CPAI-84という米国の難燃性基準を満たしており、引火後4秒以内に自然消火、さらに燃焼距離が255mm以内とあります。

さらにカラーがシルバーホワイトの場合はUVカット加工が施されており、夏は比較的涼しく、冬は熱を逃しにくい。

おまけにスカート&薪ストーブの煙突を出すための煙突穴までついています!

そんな良いとこづくしのメガホーン3ですが、少しせまくて素材がポリエステルなのが残念なポイントです。

ポリエステルだと軽くなったりカビが発生しにくかったり、メリットもあるのですが冬キャンプという条件下では評価は少し下がります。

結露も心配ですね…

そんなメガホーン3ですが、最大の利点はなんと言ってもコストパフォーマンス。

これだけ高機能でお値段なんと約3万円!(カラーによって価格は前後)

この辺は中華ブランドならではですね。

値段に釣られて思わず買ってしまいそうです(^^;)

メガホーン3はアウトドア・ベース犬山で購入可能です。

ソロソウルウォウウォウ

またまた登場のDODですが、この幕に関しては深い説明はいらないかと思います。

ひと言で表すなら「ロマン」です。

ネーミングもインパクト大ですが、ひと目見ただけで欲しくなるデザインじゃないですか?

一応メリットも挙げていきましょう。

四角形なのでデッドスペースを最小化し、ストレスのない内部スペースを実現。

四角形なのでワンポールテントと違ってペグ位置が把握しやすく設営しやすい。

テントの近くで焚き火を楽しめるポリコットン素材。

もうこれが優勝でいいじゃんとも思いましたが、最大の難点が2021年1月現在、完売中で在庫が無いこと。

手に入らないのでは元も子もありません。「時は金なり」で入荷を待てる気長さも私にはありません。

めちゃくちゃ欲しいテントなので、DODさんには生産をがんばってもらいたいところ。

少数精鋭の経営なようなので、なかなか難しいとは思いますが、応援してます!

大炎幕FC

ロマンで言えばこちらも負けてはいません。

パップテントで無骨な冬のソロキャンプなんて実に素敵じゃないですか。

大炎幕FCはテンマクデザインのヒット作である炎幕シリーズの中で最も大きく重厚感のあるテントです。

さらに、スカート部分意外はオールコットンで仕上げられており、まさにロマンの塊です。

ただ、ロマンがあるからにはそれなりの対価も必要です。

まずはじめにお値段で、今回紹介するテントの中では最も高く、税込で5万円オーバーです。

さらに跳ね上げ部分を閉じてしまうので居住スペースがせまくなってしまうため、冬キャンプではオプションの前幕も欲しいところ。

そうするともう7万円オーバーです。

価格を抑えるために通常の炎幕にするという手もありますが、薪ストーブを入れることなどを考えるともう少しスペースが欲しい…。

ただ、やっぱりパップテントはかっこいいですよね。

見た目にこだわるのはとっても大事なことだと思いますので、どうしてもパップテントが良い!という人にはこれしかないと思います。

炎幕シリーズは使う人が求める条件別にいろいろな種類がありますので、興味がある人は公式ページに覗いてみてはいかがでしょうか。

サーカスTC

定番中の定番ですが、やっぱりサーカスTCは外せません。

キャンプ場に行けば必ずと言っていいほど見かけるテントで、みんなが選ぶということはそれだけの理由があります。

ワンポールテントで立てやすい。

冬キャンプに適したTC素材。

薪ストーブの煙突も出しやすい構造。

なんと言っても手頃なお値段。

死角がないとはこのことで、サーカスTCを選べばまず間違いないでしょう。

ただ、多くの人が使っているということはそれだけ被る可能性があるということ。

他の人とちょっと違うものを持ちたいという人には向かないかもしれません。

そのかわり、サーカスTCは定期的に限定カラーやデザインのものを出しています。

失敗したくないけど、他の人と少し差をつけたいという人は限定品をねらってみてはいかがでしょうか。

結局どのテントが良いの?

 

こんな人におすすめ!

焚き火&薪ストーブの魅力を楽しみたい
→レンコンテント

取り扱いやすい&コスパ重視
→メガホーン3

ロマンを追い求めたい
→ソロソウルウォウウォウ

無骨で上品なキャンプがしたい
→大炎幕FC

失敗の無い買い物がしたい
→サーカスTC

以上、参考になれば嬉しいです。

自分に合ったテントを選んで自分だけの冬キャンプを楽しみましょう!