音楽コラム PR

【アルバムレビュー】Reaching into Infinity/DragonForce(ドラゴンフォース)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どーも、ざびえるです。

昨日(6/16)のDragonForce(ドラゴンフォース)の東京公演は皆様参戦されたでしょうか?(行きたかった。。。)

ツイッターなんかを見ると、「月曜から夜更かし」でブレイクした株主優待生活で有名な桐谷さんも見かけられたらしいとか(補足:同番組でメンバーの一人であるサムが桐谷さんのTシャツを着ていることが取り上げられた)。

講演に行けなかった私はニューアルバムのレビューでDragonForce(ドラゴンフォース)を日本から見送りたいと思います。

DragonForce(ドラゴンフォース)について

メタル界では既に相当有名かと思いますが、改めてDragonForce(ドラゴンフォース)についてご紹介したいと思います。

DragonForce(ドラゴンフォース)の拠点はイギリス(ロンドン)でありますが、バンドメンバーは様々な国の出身の多国籍バンド。

メロディックスピードメタルの先駆者として有名で、彼らを知ったきっかけは高校生の頃、友人にこのPVを見せられたのがきっかけです。

当時はHelloweenにハマっていて、「Eagle Fly Free」を聞きまくっていたのですが、このPVを見たときは衝撃的でしたね。

全てが速い。

ギターに注目が集まりがちですが、私はドラムのブラストビートにぶったまげた記憶があります。当時は人間業じゃねーなと思ったものです(メタルを聴き漁るうちにそれが慣れに変わっていきましたが。。。)

さらに速いだけではなく、メロディも強烈でしたね(当時は良い意味でクサいクサい言われてました)。

ニューアルバム「Reaching into Infinity」について

そんなDragonForce(ドラゴンフォース)ですが、17年5月にニューアルバム「Reaching into Infinity」をリリースしました。

第一印象

今回のDragonForce(ドラゴンフォース)は一味違う。

さらに聞きこんでいくとHellowennの様なパワーメタル系に傾いてきたかな、という風にも感じます。

実はDragonForce(ドラゴンフォース)は途中で2010年にボーカルが交代しているのですが、それからの前作、前々作は悪くないんだけど正直なところ物足りない印象でした。

とくに前作はアルバムとしての完成度は悪くないんですが、ひとつひとつの曲の印象が薄いというか、何度も言ってしまって申し訳ないのですが、とにかく物足りなかったのです。

そういった経緯もありましたが、今回のアルバムはそれを払拭する仕上がりになっています!

ピックアップ

まずオープニングナンバー。

うん、いつものDragonForce(ドラゴンフォース)です。

PVは近未来の都市かSFをイメージした感じでしょうか(バックのぐるぐるとお決まりの正面から浴びる風がグッドです)。

個人的に今回気に入ったのは、中間パートの泣きのギターワークです。

その他のおすすめは⑤⑧⑩です。

⑤Curse of Darkness

起伏に富んだ曲構成がいい感じで、途中のバラードパートやギターソロパートも曲を盛り上げます。

⑧WAR!

コーラスとハイトーンが入り混じるサビのパートがとてもクールでライブでモッシュが巻き起こりそうです。

⑩The Edge of the World

この曲は今回のアルバムの集大成と言えるのではないかと思います。

10分を超える大曲でも飽きさせることのない構成で、新しい試みとしてボーカルにスクリームなんかを取り入れられたりと、DragonForce(ドラゴンフォース)の新境地が垣間見られます。

アルバム全体に言えることですが、今作は得意の疾走感を残しながらも随所に聞かせるメロディが散りばめられていて、その分バラエティさが増し、新しいDragonForce(ドラゴンフォース)の形を提示出来たのではないかと思います。

DragonForce(ドラゴンフォース)も長いキャリアになってきましたが、今後もさらに素晴らしい作品を出してくれることを期待し、応援していきたいですね。

ではでは└|∵|┐

番外編

この頃のDragonForce(ドラゴンフォース)を知っている私としては本当に進化したなぁと思います 笑