どーも、zabiです。
今回はアメリカ産パンク・メロコアバンド、Rise Against(ライズアゲインスト)の8thアルバムをご紹介したいと思います。
ライズアゲインストについて
1999年結成ともう20年近いキャリアのメロコアバンドです。
不勉強で大変恐縮ですが、Spotifyでおすすめされてこのバンドの存在を初めて知りました(反省)。
何回かメンバーチェンジを経験しているようですが、最近は安定した活動を続けているようで、こういったところが、今回安定感のあるアルバムを出せた理由でしょうか。
知識ゼロなんでとりあえずYou Tubeで検索してみたところ、このPVがトップ表示。
恐らく彼らの代表曲でしょうか。曲の途中にブレイクなんかも効果的に取り入れられれていて、これぞメロコア!というところも出しながら、メロディもしっかりしていていい感じです。
ニューアルバム「Wolves」について
私自身はメロコアというものからしばらく遠ざかっていたのですが、このジャンルとしては久しぶりのヒットでした。
メロコアって第一印象は良いのですが、なんとなく飽きが早くきてしまうのですよね。(あくまで私個人の問題ですが。。。)
第二段階になると、新譜を聴いても「前にもこんなの聴いたことあるよーな。。。」となり、このジャンルからは離れていったのですが、今回のライズアゲインストの新作は、私の中でそれを打ち破る作品でした。
全体の印象として、メロコアらしく、疾走感溢れる青春パンク的な仕上がりにはなっているのですが、その中にも曲の展開にちょっとした工夫があり、飽きさせない工夫が為されているのでは無いかと思います。
もっと言うと真正面からきたメロコアらしくないというか、これを初めて聴いた時は「ジャンルは何かなー」と考えてみて、「あ、メロコアか」となった感じです。
その理由を考えてみると、メロコアでありながらロック寄りの芯のある楽曲が多いからではないかと思います。
最近のGreen Dayなんかもメロコア、パンクの背景を持ちながら、独特の芯のある楽曲を出してきたりと、こういった一皮剥けた作品を出せるバンドが成り上がっていくのかもしれませんね。
ピックアップ
①Wolves
オープニングのタイトル曲。イントロから耳を惹きつけます。
アルバムタイトル曲とあってしっかりとした仕上がり。曲の展開も多彩で、曲の最後のシャウトがとてもクールです。
③The Violence
タイトルとは裏腹にサビにどことなく切なさが感じられるナンバー。
④Welcome To The Breakdown
前の曲から一転、イントロからギターを弾きむしるファストなナンバー。
③と④のつなぎを例に、アルバム構成にも飽きさせない工夫がこらされています。
もうひとつ欲を言えば、今後の進化に向けてよりしっとりとしたバラードなんかも聴いてみたいですね(メロコアからは遠ざかりますが)。
このジャンルではなかなか楽しみなバンドを発見したので、今後の彼らの活躍が楽しみです。
ではでは└|∵|┐