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【アルバムレビュー】How Did We Get So Dark?/ROYAL BLOOD(ロイヤル・ブラッド)

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ついにロイヤルブラッドのニューアルバム「How Did We Get So Dark?」が発売されました。

サマーソニック’17でメインステージの出演が決まっており、ニューアルバムからも多数の楽曲が演奏されることになるかと思います。

実は一昨年のフジロックで彼らのライブを観ているのですが、持ち曲が増え、さらにパワーアップしたライブが見られるかと思うと今から楽しみでなりません。

ロイヤル・ブラッドについて

ロイヤルブラッドは英国出身のベース+ドラムという最小編成ロックバンド。

何と言ってもその特徴は最初編成であるのにもかかわらず、引き出せることのできる重厚感ではないかと思います。

とくにその真髄はライブでよく感じられます。

2人でやってるとは思えない音の厚みでビビりました。

ミュージックビデオもなかなか凝っていて私のお気に入りはこちら。ここ何年かに見たミュージックビデオの中でもかなりインパクトがあります。

※以下、ネタバレ注意

コンビニ?に襲ってきた強盗が実は凶悪なモンスターだったという設定で、街や人をめちゃくちゃに(結構グロい)するのですが、最終的にコンビニで働いていた冴えない若者がモンスターをメタメタのギタギタにするというストーリー。

最後に若者がスニッカーズを食らうシーンが少しだけかっこいい。

アニメーションも取り入れられてなかなか凝ったものになっています。

ニューアルバム「How Did We Get So Dark?」について

前作はストレートで重厚感のあるロックといった感じでしたが、今作はそんな特徴を継承しながらも、効果的にコーラスが取り入れられていたりと、彼らの進化が伺えます。

また、前作同様に全体で30分程の、引き締まった構成となっていますが、シンプルでストレートでありながら、曲調に豊かさが加わり、はっきりとした成長が感じられる作品となったのではないかと思います。

2ndアルバムは鬼門とされることが多いですが、良い意味で前作を打ち破る仕上がりになったかと思います。

ファーストアルバムにも言えることですが、そのシンプルさ故に、聴き込むほど違った側面が垣間見える作品になりました。

ピックアップ

①How Did We Get So Dark?

アルバムタイトルを冠した楽曲。

曲の随所に入る裏声が個人的にお気に入り。王道の構成でオープニングタイトルにふさわしい楽曲です。

ファーストアルバムもそうですが、モノトーンのジャケットがシンプルさを売りにするこのバンドらしさをよく現していますね。

②Lights Out

本作の発表の際、最初に公開されて楽曲。

サビの盛り上がりがライブでいい感じに映えそうです。

ミュージックビデオもなかなか面白く、最初に見たときに穿いてないんじゃないかと思って目を凝らしましたが、、、、

穿いてますね。

③I Only Lie When I Love You

以前の記事(ロイヤル・ブラッド(Royal Blood)が新曲「I Only Lie When I Love You」のミュージックビデオを公開)でもご紹介しておりますが、緩急をうまく使いながら、曲調としては明るめでポップにまとめたナンバーとなっております。

この曲は彼らの進化が感じられた要素のひとつで、こういった路線の曲も出せるといのは、バンドとして強みになるんじゃないかと思います。

サマーソニックでは同日にBABY METALの出演も発表されており、早めにチケッット取らないとやばそうですね(因みに私はFoo Fightersファンの友人と参戦します)。

いずれにしても彼らのステージは見流せませんね!

ではでは└|∵|┐