【スノーピーク ケトルNo.1 レビュー】初心者におすすめの万能ケトル

ケトルもクッカーもどっちもこなせるキャンプギアがあったらいいのに。。。

別々にそろえるとお金もかかるし、荷物も増えてしまうのでひとつにまとめたい！

そんな人にこそおすすめなのが、スノーピークのケトルNo.1です。

この記事では、万能キャンプギアとして使えるケトルNo.1について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ケトルNo.1はキャンプ初心者にこそおすすめ

ケトルNo.1は、スノーピークがアウトドアでの使いやすさを考えた結果生まれたキャンプギアです。

ケトルNo.1を手に入れたのはキャンプを始めたての頃で、購入タイミングとしてはバッチリだったと思います。

特徴はなんと言っても万能に使えること。

キャンプ初心者が一気にギアを買い揃えるというのはハードルが高いので、こうした万能なギアは入門としてはちょうどいいかと思います。

良いところ

ではどんなところが良いのか？具体的に解説していきます。

ソロ・デュオキャンプにちょうどいい大きさ

ケトルNo.1の容量は0.9リットルで、ソロ・デュオキャンプにちょうどいい大きさです。

コーヒー２杯分のお湯を余裕で沸かせます。

持ち手の部分も折り畳みが可能なので、コンパクトに収納できます。

重量はこんな感じ。

実測で252ｇ。りんご一個分の重さとだいたい一緒です。

スノーピークはアウトドア業界でのアップルを目指していると聞きましたが、偶然の一致ですね。信じるか信じないかはあなた次第。

吊るすことができる

ケトルNo.1には横の持ち手に加え、上部にも取っ手がついているので、焚き火で吊り下げて使うことができます。

焚き火ハンガーとケトルの組み合わせはとても映えます。

注意点としては、横の持ち手を開いたまま吊り下げると水平を保てません。

取っ手の部分もステンレスで熱くなるので、手袋があると便利です。

加えて、焚き火で使うと煤がついてしまうので、きれいにピカピカに使いたい方は焚き火にかけないようにしましょう。

クッカーとしても万能なキャンプギア

ケトルNo.1はお湯を沸かす使い方だけでなく、煮込み系の料理にも力を発揮します。

• スープを作ってそのまま食べる
• インスタントラーメンをつくってそのまま食べる
• パスタを茹でる

こうした用途にも万能に使うことができます。

ポイントは通常のケトルと違って投入口が大きいところが良いです。

調理で食材を入れる時にも逆に食べる時に食材を取り出す時にもつっかかりがなく、ストレスを感じません。

持ち手の部分もがっしり握ることができる構造なので、食べ物を口に運びやすいです。

インスタントラーメンの調理にも相性が良く、麺を煮たら粉末を入れるだけで完成し、そのまま食べることができます。

あまりにも相性が良いので、家でひとりの時にもケトルNo.1でインスタントラーメンを食べたりしてます。

洗い物も少なくなるのでおすすめです。

さらに、お湯を注ぐ部分が湯切りとしても使えるので、パスタの茹で汁を簡単に捨てることもできます。

炊飯も可能ではありますが、個人的にはあまりおすすめしません。焦げ付きが発生する可能性が高いからです。

ケトルとして使う機会が多いと思うので、例えば、コーヒーのために沸かしたお湯に焦げが混ざっていたらと思うと、個人的には少し抵抗があります(^^;)

ただ、キャンプでは想定外のことも起こるので、何かあった時に覚えておくと良いかと思います。

丈夫な構造

材質はステンレスでそこそこ厚みがあり、ちょっとやそっとじゃ壊れそうにありません。

つなぎ目もなく、上部なつくりになっています。

注ぎ口の部分もしっかり固定されております。

見た目がカッコいい

ケトルNo.1は機能性もさることながら、見た目がカッコいいです。

とくに焚き火で使用している時は吊り下げができるので、アウトドアの風景にもマッチします。

注意点として、焚き火で使っていると煤がついて黒くなってきます。

ただ、それも味があって個人的には気に入っています。

真っ黒なケトルNo.1に育て上げ、無骨なキャンプを楽しみたい。そんな人におすすめです。

スノーピークブランドを手頃な価格で

スノーピーク製品は優れたものが多いですが、お値段もお高め。

ハイエンドモデルのテントになると、平気で10万円を超えてきます(^^;)

そんなスノーピークブランドがケトルNo.1なら手頃な価格で手に入ります。

イマイチなところ

スタッキングが微妙

万能なケトルNo.1ですが、スタッキング性能はイマイチです。

例えば、同じくスノーピークから出ているチタンシングルマグ450をスタッキングしても収まりません。

350はぎりぎり収まりますが、フタをすると少し浮いてしまいます。

フタも固定できるものではないので、そのままザックに収納するとバラバラになってしまいます。

コンパクトさを重視するなら、どうしてもかさばってしまうので、少し扱いずらいギアかもしれません。

ただ、解決策として袋に収納してしまう方法があります。

最近ではセリアなどの100円ショップでクッカー用の収納袋も販売されているのでおすすめです。

ケトルNo.1はこんな人におすすめ！

以上、参考になればうれしいです。

いろいろな用途に使えるので、あまりキャンプギアを持っていない人にこそおすすめです。

万能ギアで賢くキャンプを楽しみましょう。