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ザファーム(The Farm)の魅力を徹底解説!おすすめの宿泊方法もご紹介

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ザファームの大ファンのザビ(@zabi_log  z.a.bi)です。

どれくらい好きかというと、コテージ・グランピング・キャンプ、全ての宿泊方法を制覇しました。

この記事では、ザファームの基本情報はもちろん、全ての宿泊施設を利用したからこそ分かった各施設のメリット・デメリットなどを感想を交えながら紹介していきます。

宿泊方法の選び方も解説していますので、参考となれば嬉しいです。

ザファームとは

農園リゾート ザファーム(The Farm)
URL:https://www.thefarm.jp/index.html
〒287-0103 千葉県香取市西田部1309−29

千葉県香取市にあるザファームはアウトドアレジャーと農場が融合した総合リゾート施設です。

キャッチコピーは”農園リゾート”で、グランピングなどを楽しみながら農園施設で収穫体験ができ、そこで育てられた野菜も堪能できてしまいます。

貸農園も行っており、会員に登録することで自分の畑を持つこともできます。ザファームは管理型の貸農園で、スタッフさんが毎日畑を管理しているので、いつでも収穫を楽しむことができます。自分の畑を持ちながら余計な手間はかからず、収穫だけが楽しめるなんて贅沢ですね(^^;)

そのほかに宿泊施設はもちろん、温泉やカフェ、アクティビティなどもたくさん用意されています。次のパートでこれらを詳しく解説していきましょう。

基本情報

予約方法と宿泊施設

宿泊の予約は公式サイトから可能で、宿泊施設はコテージ、グランピング、キャンプの3があります。

コテージ、グランピングに関しては、テントや部屋の大きさによって料金が異なりますので、自分に最適なものを選びましょう。

それぞれの特色はこんな感じ。

コテージ

最大4名(グランデの場合最大8名)
グランピングよりもさらに快適な環境
キッチン(食器等を含む)・風呂・トイレ等が備え付け
飲食物の持ち込み可
たき火利用不可
小型犬可の部屋あり

グランピング
  • 最大4名(ファミリースイートのみ最大5名)
  • 豪華なテントでの宿泊(アメニティ類もあり)
  • 風呂・トイレが共同利用
  • たき火利用可能(一部の部屋では不可)
  • 飲物の持ち込み可、BBQ食材の持ち込み不可
キャンプ
  • 基本料金に含まれるのは4名まで(区画により最大で8名)
  • 広々サイトの場合、基本料金に含まれるのは8名まで(追加料金で最大10名)
  • テントなどは持ち込みの自由度の高いプラン(レンタルあり)
  • 食材や調理器具も持ち込み(追加オプションあり)
  • たき火利用可能(直火OKのかまどあり、焚き火台・薪ストーブの持ち込み可)

無事に予約が完了したら、当日にチェックインです。

グランピング・コテージの場合はウェルカムドリンクのサービスがあります。

ウェルカムドリンクのホットサングリア
受付の内装もおしゃれ

施設利用時の注意点など、説明を受けたらチェックイン完了。それぞれの部屋に向かいましょう。

ちょっとした注意点ですが、それぞれの宿泊施設によってチェックインの場所が異なります。事前に地図を確認するなどして、スムーズにチェックインしましょう。

おすすめ施設

ザファームカフェ

とってもおしゃれな農園カフェ。ザファームで育てられた野菜料理を提供しているのが特徴。

内装は木のぬくもりがテーマとなっており、ガラス張りの開放的な空間が広がっています。テラス席では愛犬と一緒に食事も楽しめます。

お値段は少しお高めではありますが、ザファームで採れた野菜を使っており、それに見合う味です。

ごろごろ野菜のナポリタン
季節のメニューのパスタだったと思います

とにかく野菜が美味しいので、素材の味を活かしたメニューを選ぶことをおすすめします。

かりんの湯

かりんの湯の泉質は、1,500m地下から汲み上げられたナトリウム塩化物強塩泉で、神経痛や関節痛、筋肉痛などさまざま効果があると言われています。

これだけ本格的な温泉がキャンプ・グランピング施設についているところは、ほとんど無いのでは?

グランピングとはいえ、慣れない野外活動の後はそれなりの疲労感を感じるもので、1日の最後に入る温泉は格別です。さらにそれが冬キャンプだったりすると、もう言葉で表せません。ちなみにサウナもついてます。

朝食の和食バイキング

食事施設としても優秀で、グランピング・コテージ泊の場合は朝食会場にもなっており、美味しい和食バイキングを味わうことができます。

個人的なお気に入りは、入ってすぐに設置してあるメダカ水槽。常設かどうかは分かりませんが、なかなかのクオリティなのでぜひ見ていただけたらと思います。

アクティビティ

ザファームではさまざまなアクティビティが用意されております。ここではわたしが実際にやってみてものを含め、いくつかピックアップしてご紹介します。

野菜収穫体験

宿泊施設の利用者なら全員が体験できるアクティビティで、朝と夕方と好きな時間を選択して参加ができます。

収穫した野菜はその日の夜のバーベキューに使ってもいいし、朝の帰り際に収穫した野菜をお土産にするのもアリです。

係の方が野菜に関する解説もしてくれるのも嬉しいポイントです。

ジップライン

森の斜面に設置された180メートルのワイヤーを、滑車を使って一気に滑ります。

他の人が挑戦しているところを見ていましたが、恐怖感を微妙に感じそうな程度のほどほどのスピードで滑っており、とくに子供受けが良さそうなアクティビティです。

カヌーツーリング

私もいつか挑戦してみたいと思っているアクティビティ。宿泊者限定かつ事前予約制です。集合場所も施設外ですが、ザファームからの送迎も可能。

濡れても良い格好で行かねばならないなど制約が多いですが、カヌーを自前で用意するのはハードルが高く、少しでも興味のある方にはちょうどいいアクティビティです。私もいつかやってみたい。

季節のイベント

クリスマスシーズンでは松ぼっくりでリースを作るといったイベントもありました。私はこの手の細かい作業は苦手ですが、妻は無邪気に楽しんでおりました。

季節によって多くのイベントを開催しているようなので、過去のイベントはこちらからチェックしてみてください。

バーベキュー(イチオシ)

ザファームでのイチオシ体験は夕食のバーベキューです。

グランピングかコテージでの宿泊であれば、夕食メニューはバーベキューにすることが可能。キャンプでもオプションとして追加できます。

ザファームのバーベキューはコース仕立てになっており、前菜、スープ、メイン、デザートが用意されております。このバーベキュー形式は上手く設計されており、感心するばかりです。

2回目に訪れた時はソーセージをサービスでつけてもらえました

メインのお肉はもちろんですが、前菜のサラダや焼き野菜も美味しくて、全てに満足できます。量も多く、毎回デザートやお肉を食べきれないくらいのボリュームです(^^;)

バーベキューは日帰りプランも用意されており、その後に温泉で汗を流して帰るといったこともできるます。試しにバーベキューだけでも体験してみては?

宿泊施設

コテージ

3つの宿泊施設の中で最も快適度が高いのがコテージです。普通のリゾートホテルと同じように過ごしたいという方は、コテージを選択しましょう。

その代わり、自然を満喫するという点ではやや醍醐味が薄れます。が、快適さを損なわないメリットはとても大きいです。

コテージの良いところは壁に囲われた建物で寝られるところ。何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれませんが、キャンプをしているとその利点がしみじみと分かります。

次のパートで詳しく触れますが、キャンプやグランピングの場合、プライベート空間を仕切るのはテントの布一枚ということもあり、想像以上に人の話し声や騒音が気になります。

その点、コテージはプライベート空間の仕切りがきっちりあるので、誰にも邪魔されない余暇を過ごしたいならコテージがおすすめです。

また、ザファームの宿泊施設で唯一ペット(犬)と一緒に宿泊が可能です。

室内装備

左奥のハンモックがお気に入り
うちの住人も満足そう

室内装備も充実していて、トイレやお風呂、キッチンまでそろっています。

とくに専用トイレがあるのがポイントで、グランピングやキャンプの場合は共同のトイレを使わなければならず、歩いていくのがけっこう手間です。

キッチンには調理器具やお皿も用意されているので、持ち込んだ食材でちょっとしたおつまみを作って晩酌するなんてこともできます。

そして、私の一番のお気に入りがハンモック。いつか自分の家にもハンモックを常備したい。。。

ベランダスペース

ベランダにはソファとテーブル、コンロが用意されており、夕食のバーベキューはここで行います。

ベランダは唯一外部と接点があるスペースですが、夕食の時にお隣さんが音楽をかけているのが気になりました。

ザファームには自然を楽しみに来ている部分もあるので、グランピングやキャンプを含め、出来れば音楽は禁止にして欲しいなと思います。

星明りを体験してもらうために、施設内の照明を制限しているほどなので、この辺を徹底してもらえるとさらに嬉しいです。

グランピングやキャンプと違ってたき火はできません。これができたら最高だったのですが、ちょっと残念です。

グランピング

コテージよりワンランク自然に近づく宿泊施設がグランピングです。

寝る場所はテントの中なので、コテージに比べるとスペースは狭くなりますが、アウトドア感は高まります。

ただ、これは同時にプライベート感も損なわれることにもなります。テントと外を隔てる壁が布1枚になるので、人の話声や騒音がとても響きます。100円ショップで耳栓を買っていくのがおすすめです。

これは実体験になりますが、私が泊まった日は、夜中の12時をまわっても騒いでいるマナーの悪い隣人がいました。

ただ、夜中の緊急連絡先の方に相談したら、快く相談に乗ってくださり、実際に隣人へ注意も行っていただけました(ただ、その後も騒ぎは止まりませんでしたが。。。)

最近、アウトドア界隈でマナーの問題が大きなっておりますが、とくにザファームに来る方は、初めてキャンプやグランピングを体験するといった人が多いのではないでしょうか。

だからこそマナーに関する取り締まりは徹底してもらいたいところ。ザファーム自体は素晴らしい場所なので、より良い場所になっていくことを期待しております。

室内装備

ポイントはコテージと違って専用トイレがないこと。場所によってはトイレまで数分かかるところもあります。

加えて、プランにもよりますが、テントの中はほぼベッドスペースで、自由に動けるところはそれほど多くありません。そもそもテント自体に限界がありますしね(^^;)

ただ、豪華なベッドはラグジュアリー感満点で、通常のテント泊とは比べ物にならない快適さです。

さらに空調も完備しており、夏でも冬でも関係なく過ごせます。実際に私が泊まったのは12月の冬の時期でしたが、寝るときに寒さは感じませんでした。

アメニティも用意されており、ホテルと同じように湯沸かし用のケトルとコーヒセット、タオル、歯ブラシがありました。季節によって、夏は蚊取り線香や虫除けスプレー、冬はホットカーペットなどの用意もあります。ただし、寝巻きはないのでご注意を。

ベランダスペース

それぞれのテントにはベランダスペースがあり、タープが設置されおります。冬はタープがビニールのスクリーンで覆われ、石油ストーブも用意されているので寒くありません。一酸化炭素チェッカーもついています。

ハンモックも外にあるので、昼間はハンモックにゆられてのんびりなんてこともできます。

そしてコテージと違い、たき火ができます。煙突効果を活かした設計で、少量の薪でもよく燃える。ちなみに薪は無料です。

独特なフォルムのたき火台

くれぐれも注意していただきたいのが、火の粉がバンバン飛びます。注意していたものの、残念ながら私のユニクロのダウンジャケットには穴が空いてしまいました。。。

こういった場面に限らないことですが、火を扱うのには最大限の注意が必要なので、グランピングだからと言って甘くみないようにしましょう(←自分に言い聞かせてる)

キャンプ

キャンプは文字通りで、自由に過ごして良いスペースが与えられ、テントなどの道具も基本的には自分たちで用意します。アウトドア用品はレンタルも可能で、初めてキャンプをする方に向けたプランも用意されています。

コテージやグランピングの快適さを味わうのもいいですが、個人的にはキャンプの醍醐味は不便さを楽しむことにあるとも思ってます。ザファームならキャンプといえど、管理体制はしっかり整っているので、何かあっても安心感があり、初めてのキャンプの場所としては非常におすすめです。

もちろんたき火も可能。専用のかまどがそれぞれのサイトにあるので、たき火台が無くても楽しめます。自分のたき火台も持ち込みも可能ですが、地面にダメージを与えないためにレンタルの保護シート(無料)を使うことが条件。薪は1束(広々サイトは2束)サービスですが、それ以降は有料です。

地味に嬉しいポイントが、チェックインとチェックアウトの時間がコテージやグランピングより余裕があり、ザファームをより長く楽しめます。テントを張ったりしなければならないので、実際はけっこう忙しいのですが、それも含めてキャンプです(^^;)

注意が必要なのはオートサイトでないこと。駐車場から荷物を積み下ろしたあと、台車に乗せて運ばなければなりません。台車は貸し出しの用意がありますが、大きな荷物を運ぶのは少し厄介ですので、できるだけ身軽な方が良いと思います。

あと、キャンプのわりにそこそこのお値段がします。設備や管理体制が整っている利点はありますが、通常のキャンプサイト利用料金の2倍くらいします。繁忙期になると諭吉2枚くらいになる場合も。。。

料金設定は人数計算ではなく区画計算なので、グループやファミリーで行く方がお得です。2人以下なら割引とかにしてもらえると嬉しいんですけどね。

どんな人におすすめか

コテージがおすすめな人
  • とにかく快適に過ごしたい
  • プライベートな空間が大事
  • 室内でのんびりした
  • ペット(犬)と一緒に過ごしたい
グランピングがおすすめな人
  • 快適さと自然の良さをバランス良く楽しみたい
  • 経験が無いのでテントに泊まってみたい
  • たき火もやってみたい
キャンプがおすすめな人
  • 多少不便でもより多く自然の良さを体験したい
  • 初めてキャンプをする
  • ファミリー&グループ

快適さと自然への近さの度合いを表現するなら以下の通り。

快適さ

コテージ>グランピング>キャンプ

自然への近さ

キャンプ>グランピング>コテージ

個人的には極端なものが好きなので、コテージとキャンプを中心にザファームを利用していくと思います。

いずれにしても、ザファームでの体験はどのプランも素晴らしく、どの宿泊方法を選んでも特別な思い出が作れると思います。一度は洗練された農園リゾートに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただきありがとうございました。ザビ( @zabi_log  z.a.bi )でした。

農園リゾート ザファーム(The Farm)
URL:https://www.thefarm.jp/index.html
〒287-0103 千葉県香取市西田部1309−29